私は10代のころ、歯並びが酷かったので歯列矯正を受けたことがあります。歯医者で矯正をするとなると、最初に型を取ったりして治療の計画を立ててくれるのですが、実際に歯に器具をとりつけるとなったときに、助手さんたちの態度に複雑な気持ちになりました。

矯正をしている方が、金属の器具をつけているのを見たことがあるという方も多いと思います。あれは歯の表面にワイヤーを通すための器具を特殊な接着剤で張り付けているのです。そこに歯全体の並びを改善するためのワイヤーを通していき、何か月か、あるいは長い方だと数年間器具を装着しっぱなしということになるのです。

そのワイヤーを通すための器具は、歯科助手の方がつけてくれました。女性二人がかりでつけてくれたのですが、そのあいだ彼女たちはずーっと自分たちの私的な話ばかりしていました。仕事中なのだからまじめにやってほしかったのですが、二人はそういう意識に欠けていたように思います。

その歯医者さんは受付の人の態度も冷たいことで有名だったのですが、その二人は仲間と行った旅行の話や、これからの個人的な予定などをペラペラとおしゃべりしながら道具の準備をしたり、私の歯に器具を取り付けていくのです。そうやってずっとおしゃべりしている途中でいきなり私に向かって「痛くない?」とか「今からこれを付けていくね」などと言うので、最初誰に話しているのか分からず混乱してしまったのを覚えています。返事をしそこねたこともありました。

病院の手術を受けた方の中にも、全身麻酔をしていなかった方が医者や看護師たちの私的なおしゃべりを聞いて「手術はちゃんとしているのだろうか?」と心配になったとかいう話を聞きます。麻酔科の医師が「手術中は普通にたわいもないおしゃべりをしていますよ。そのほうがリラックスできて、手術もうまくできるみたいです」と言っているのを聞いたこともあります。
こういうのって、私はあまり良いとは思いません。妹が大阪で看護師をしていますが、私がこんなことを愚痴ると、私のような患者さんも多いようで、妹の病院では気を付けているとのこと。そういう病院が増えるといいなと思います。

ちなみに妹は子供が生まれて離職していたのですが、少し大きくなったので、http://xn--gmqw8d4wcpuin7gmuxfir8k1bpeukwk.com/というサイトを利用して復職したそうです。看護師は大変な仕事だとは思いますが、給料がいいようなので、ちょっとうらやましいです。